障害年金を貰うにあたって

こんにちは、ネットの皆さま。
一番最初の記事を読んでくださった方々、温かいコメントをお寄せ頂き、ありがとうございました。
ツイッターでも拡散してくださってるのをちらほら見ました。
重ねてありがとうございます。
はてぶろの読者様も、本当にありがとうございます。

今回は、その続きになります。
簡単に説明しますと、十か月年金事務所と戦って、精神障害二級で受給できることになりました。
それだけ理解して頂いて、この先をお読みください。

まず、年金をもらえる時期について。
基本的に隔月、偶数月の15日に振り込まれます。
初回は、決定通知書が来てから、おおよそ50日程かかります。
それまでは、年金ダイヤルに問い合わせても無駄です。
基礎年金番号も聞くことなく、「50日程待て」としか言われません。
私が「そちらで調べることは出来ないのですか」と聞いても「こちらでは分かりません」としか返ってきません。

待っている間に、役所で今後の年金の免除申請をしましょう。
最初の記事にも書きましたが、年金が支払われる=免除、ではありませんのでご注意です。
免除申請をすると、余計に支払った年金も戻ってきます。
私は、この手続きをした際に、「初回振り込みと同時に支払われる」と聞きましたが、それも間違いでした。
初回振り込みとはまた「別に」振り込まれます。
間違い多すぎじゃありませんか。

もう一つ。
私は時期が悪かったのか、ほとんど役所に行った直後に一通の郵便がきました。
七月は、毎年役所に提出しなければいけない書類があるようです。
収入が一定以上あると、年金が減額されたり、取り消しになるとのこと。
そこで、役所の方で課税状況見ていいよ、という書類らしいです。
(申請の際、非課税証明添付しているのだから、もう少しスマートなやり方はないのでしょうか)
ここで言いたいことは二つです。
免除申請で役所に行った時に手続きは出来ないのでしょうか。
いくらなんでも連携悪すぎませんか……こっちは外に出る為には抗不安薬を飲まないと出掛けることすら困難なんです……。
そして、その郵便が来たのは七月後半です。
その時期に送ってきて、七月末までに提出確認出来なければ支給停止とは、いくらなんでも乱暴すぎませんか……。
もっと言えば、返信用封筒くらいつけて欲しかったです。

そして、いよいよ通知が来ました。
いくら振り込まれるのか、通知が来ない限りは分かりません。
基本的な金額(私の場合精神障害二級で月六万程)はパンフレットに書いてありましたが。
私は今日来た通知を見て、首を傾げました。

遡及請求分は……?

なんと遡及請求(過去に遡っての請求)の金額が書かれていないのです。
(注意:年金の時効は五年です)
通ってからの5・6・7月分しか、記載がありません。
ちょっと意味が分からなくて、年金ダイヤルに確認の電話をしました。
すると。

「あなたの場合、事後重症で通っていますので、遡及請求分はありません」

……は?

私は絶句しました。
事後重症はそうなんだろうけれど、どこを起算で考えたのだろう。
前回書いた通り、私は20歳以前の発症です。
そこまで遡れとは言いませんが、現在の医師に通っている二年分くらいは遡及請求通っていると思っていました。
医師の診断書の初診時の様子を読んだら、だいぶ重い部類に入ると思うのですが……。
暫く事が飲み込めず、絶句していました。
しかし、そうなっているのはもうしょうがない、貰えるだけいいと思わなければ。
そう思わされました。
嫌な言い方をすれば、今までの経緯から言って年金ダイヤルでそれを訴えたところで無駄でしょうし。

私が思っているよりも、年金は難しいようです。

 

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最後に、前回いくつか疑問を頂きました。

・専門家に頼った方がいいということが書いてあったけど、専門家とは?

 ネットで調べると、社労士さんになるようです。
 着手金ゼロで成功報酬の専門家も多いようです。
 一人で請求するより、精神の安定は図れると思います。
 まずは現在の医師に診断書を書いて貰えるかを確認してください。

・適当に数人で共謀して初診日証明して貰えば通るってこと?

 全くの誤解です。
 私の場合、「初診日を証明する病院が閉院していた」から、証明者が必要でした。
 言ってみれば、イレギュラーな申請だった訳です。
 普通に申請しようと思えば、初診の病院で証明書を貰わないといけません。
 誤解を招く文章ですみません。

・結果受給してるという恩恵を受けているのに、年金に唾を吐くようなことを書いている。

 そもそも、年金を払っていない時期があると、障害年金は通らないことが多いようです。
 今まで支払ってきて、病気だから貰う。これはそんなに悪いことですか?
 今後同じような痛い目を見る人が減ればいいと思って書いたのです。
 根拠のない誹謗中傷をしている訳じゃないのです。
 「障害」を持ちたくて持つ人はいません。悪しからず。
 批判は前回の記事を載せた時から覚悟していましたが……そう来たか、という感じです。


私は社労士でもなんでもないので、分かることは限りがありますが、分かる範囲は答えます。
また、何かあればここに書きに来ます。
それでは、閲覧ありがとうございました。